留学サッカー生活 inリヨン

僕とリヨン第3大学とOlympique Lyonnaisとメタルの話です。

Download Festival Parisに一人で乗り込んでみた話・2日目

Bonjour,

 

 

 どうもこんにちは。最近は割と更新率が高いので、そろそろこのつかみの部分に書くネタが無くなりつつなってきています。

 アイディア不足。この言葉はサッカーにおける自分のプレーを思い起こさせます。ここ最近EUROやOLの練習を生で見ていて、何回「ああ、この人達の才能が1%でもあれば…💩💩」と思ったことか。イニエスタとかキチガイだろ。笑 それでもイタリアの組織的な守備の前には成す術なく破れてしまうという。才能で劣る者はあれを目指すしか勝機を見出せないわけです。ということは…?このブログもユーヴェ4人とデ・ロッシを後ろに並べてカテナチオ、前に置いたペッレのロスタイムに見せる一発の望みに懸けて奮闘すれば芸能人とかアルファのブログに勝てんのか…?

 んなわけはないですね。今日も自分の才能の乏しさを嘆きつつキーボードを打つことにしましょう(割と上手くまとまった感!?)。

 

 

 

 

 ということで前回の続き、Download Festival Parisについて書いていこうと思います。みなさん前回の記事を読んでしっかりYouTubeの再生ボタンをポチッとしましたか?まぁしてないでしょうね、僕はメタルの記事を書くとアクセス数が伸びないことを既に悟っています。

 がしかし!そんな逆風に負けるほどメタラー魂がヤワなわけはなく!今日もしっかりヘドバン!ヘドバン!ヘドバン!ヘドバン!ヘドバン!ヘドバン!バンバンババン!でいきます、Allez自分!!!

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6/11

2日目、3日目は初日より開始時間が少し早めでした。14時には既に会場についていたような。フランス人はアホ時間にルーズで早めに到着するということを知らないので日本人基準で行動するとライブの場合は大抵吉と出ます。混まないうちに入れたり、最前列取れたり。

 

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ステージ3でやってたShinedown。

結構名前も知れてるバンドなのにここでやるという。中々盛り上がってた。

 

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そしてこの日僕にとっての最初のアクトはApocalyptica。

セットリストは:

Reign of Fear
Refuse/Resist
I'm Not Jesus
House of Chains
Shadowmaker
Inquisition Symphony
Seek & Destroy
Hall of the Mountain King

 

フィンランド出身のチェリスト3人、ドラマー1人から成るバンド、アポカリプティカ。そこまで知ってるわけではないけどかっこよかった。持ち時間が45分だったからか、Master of Puppetsやんなかったのは残念だったけど。あとボーカル参加してるボーカルのFrankyはそんなに良くない。笑 ビジュアル的にも浮いてるし。結局Hall of the Mountain Kingが盛り上がったよね。

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 その後一度ステージを離れてTシャツ購入!Amon Amarth!フランス来てかなりライブ行ったけど、マーチャンダイジングでなんか買ったのはこれだけ(金ないし)。

 これ見るからにダサいし他のデザイン(Deceiver of the GodとかJomsvikingのやつ的な)が欲しかったけど、これしかなかったから即決。Triviumのも欲しかったけど我慢。実際着てみるとダサすぎて逆に良いし、背中は今年のフェスティバルツアーだしお気に入り。日本でこれ着てる人いたら多分僕。笑

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ダサかっこいいの境地。笑

 

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そしてお次はSaxon。

セットリストは:

Battering Ram
Motorcycle Man
Sacrifice
Power and the Glory
Battalions of Steel
20,000 Ft
Dogs of War
Heavy Metal Thunder
Strong Arm of the Law
Crusader
Wheels of Steel
Princess of the Night

 

 2日連続でNWOBHMのバンドが観れるとは。笑 これまた小学生くらいの時から父さんの影響で聞いてたバンドだし、めっちゃ好きっていうわけではなくてもこのメンツでは外せないところだった。帰って父さんに動画送っちゃったし。笑

 Wheels of SteelとかStrong Arm of the Lawのアルバム(これらを聞いて育った)からも結構やるし、新譜も昔ながらのサクソンですごいいいライブだった。途中でセトリの紙を破って、747かCrusaderかどっちにする!?て観客に選曲を委ねてきてわろた。結果後者になって残念。笑 747聞きたかったのにどうしてみんな!?

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その次もメインステージ待機、我らがBabymetal!こっちは日本人として外せなかった。2回目のライブ。

 

 

 日本人は結構いたけど、見かけた方はほとんどベビメタのために遠征してるような人達ばかり。メタラー(決してベビメタファンを蔑視とかしているわけではないけど、やはり自分的には他のメタルバンドを聞かない人をメタラーとは呼べない)はあまりいなかった印象。

 というのも、あらゆるところで議論し尽くされたように、Babymetalは純粋なメタルバンドではなく、日本独自のメタルのハイブリッド化の結果生まれたメタル・ダンス・ユニットというわけです。僕は元々メタルが好きで、最初は大多数のメタラーがそうであった、または今なおそうであるように彼女たちを露骨に遠ざけ距離を置く、もしくは若干軽蔑していました。メタルをなめんなよと。しかしIDZやメギツネ、ヘドバンギャーを聞いて「え?これ普通に音楽的にはメタルじゃん?」という感情が芽生え、そこからは彼女たちの戦略の思う壺、聞けば聞くほどはまっていってしまったという顛末でした。

 つまり僕は、彼女らがメタルバンドだろうがアイドルだろうがなんだろうがその音楽を「メタル」として聞いています(そしてドキモやメタ太郎はクソだと思っています)。Babymetalがそのパフォーマンス、話題性、またもちろんビジュアルからメタルを聞かない層の人々を惹きつけ、(純粋な?)メタルへの架け橋となってくれればと常々思っています。なので1人のメタラーとしては、もちろんそのような形もありだと思うし批判する気は毛頭ないのですが、いわゆるメイトの方々がせっかくフェスに来ているのに(少なくとも僕の目で見る限り)他のバンドに脇目もふらずにいるのは少々残念に思ってしまいます(気分を害された方がいたら申し訳ないです)。

 

セットリストは:

Babymetal Death
Gimme Chocolate!!
Catch Me If You Can
Megitsune
KARATE
Road of Resistance

 

多くの方がご存知の通り、最初のBabymetal Deathのところで不具合があり、持ち時間は30分に短縮、たった6曲のパフォーマンスということに。

 

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これは多分サウンドチェックの時。

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でこれがその不具合の時かな。実際待っている間雰囲気はそこまで良くはなかったし、ピカチュウなどコスプレ部隊とカメラマンの好プレーがなければブーイングの嵐となっていたかも。実際しびれを切らして移動する人も少なからずいたし。ベビメタのまとめとかでは文句も言わず待ち続けるフランス人素晴らしい…とかなってたけどそんなわけはなく。冷静にフランス人がそんな忍耐強いわけないです。笑

 

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ただ始まってからは相変わらず最高のパフォーマンスでした。Su-Metalは歌上手すぎだろ。笑 しかも可愛いし言うことない。笑 フェスで観客どんな感じになるのかなって思ってたけど、割と後ろの方も(興味本位かわからんけど)埋まってたし、Babymetalの凄さ、勢いを肌で感じたライブでした。

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しかし次のために無念の途中退場。ウェンブリーでも見たしね…

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ!本ブログでも再三取り上げてきた!

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Amon Amarthの登場!ステージ2でした。もうこの写真からしてかっけえよ。

セットリストは:

The Pursuit of Vikings
As Loke Falls
First Kill
Runes to My Memory
Destroyer of the Universe
Death in Fire
Deceiver of the Gods
War of the Gods
Raise Your Horns
Guardians of Asgaard
Twilight of the Thunder God

 

最っ高のセトリ(ニワカにとっては)。

 

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The Pursuit of Vikings。スピードある曲ではないけど、最初このイントロから入るライブって反則だろ。みんなジャンプ。みんな叫ぶ。みんなメロイックサイン。

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As Loke Fallsかな。ドラゴン煙を吹く。笑 なんとなくステージに近づいていることからわかる通り、後ろからの圧力が凄まじかった。前の方には段差がなぜかあって躓く人も。

 

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First Kill!The first man I killed, was the earl's right-hand man...

I!Am the out cast!All alone!I'm a nomad without home!

Jomsviking一曲目のキラーチューン。やばかった…思い出すだけでヘドバンできる…笑

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 そして人生初のモッシュピットにも参加しました。アモアマのライブだし参加しなきゃいけないという謎の使命感、ここで行かなきゃ一生行かないという自己分析の結果僕の身体は自然と大男の集まる輪の中へ向かって行きました。笑

 でも楽しかった。笑 ほとばしる汗、上がる歓声、ぶつかる上半身、ほとばしる汗、女ハン・ヘッグの声、ツインギター、ほとばしる汗、ともうこの世に存在する「男臭い」とみなされる要素を全て一緒くたにしたようなイメージです。最高だった。つかこれ聞いてヘドバンしないやつなんて人間じゃない。俺は認めないぞ!

 

 というわけで絶え間なく鳴り続けるバスドラの如く夢のような時間は過ぎてゆき、Twilight of the Thunder Godでしっかりヨハン・ヘッグがムジョルニア(英語だとムヨルニアらしいね、ソーの映画でもダーシーがその名前よくわかってなくてムニャムニャとか言ってたし)を振り下ろし、Amon Amarthのライブは終わりました。

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(これはHellfestでの映像ですが、セトリは同じでDownloadの時と同じく圧倒的なパフォーマンスなので是非見てもらいたい。ちょうど一時間なので勉強のBGMにでも)

 

 

 

 

 

 そしてすっかり疲れた僕はKornをパスしバス(20時くらいはかなり空いていた)に乗り込んで帰路につきました。3日目に続く。

 

 

 

 

 

 当初3日目の分も書こうと思いましたが、予想外に長くなりました。ベビメタで語った後アモアマだし当然とも言えるな。疲れた。笑

 

 こんなに1日1日力を入れて書くのもメタル布教のためです、僕は本当にメタラーの友達が欲しいです。この記事を読んでくださった皆さん、このシリーズ3日目の分も是非よろしくお願いしますね。

 

次回は一休みで先日のEURO 2016、フランス対アイルランドについて書いていこうと思います。帰国も近づいてきました。ラスト頑張ります(頑張れと言われなくても頑張ります)。

 

 

 

 

 それではBonne journée、以上長文失礼しました〜〜