留学サッカー生活 inリヨン

僕とリヨン第3大学とOlympique Lyonnaisとメタルの話です。

元気を出そうの話

 ボンソワ。

今回はやはりフランスに留学している者としてこの話題から始めなければいけないと思います。決して元気がないわけではないですが、考えるところは色々とあります。

 

 

 パリの同時テロについてですね。

事件の詳細は既に耳に入っていると思うので省きますが、衝撃を受けました。僕は事件発生当時悲しくもテロの標的となったStade de Franceで行われたフランスvsドイツの試合を見ていました。爆弾の音にも特に気づくことはなく、単純に試合を楽しんでいました。マーシャル(元OL)の驚異的な突破からのジルーのゴール、ジニャックのフランス代表復帰後即ゴールなどなど。

 

 

 楽しんだ後シャワーを浴びて、ストレッチして、Twitterを見るとパリのテロで18人死亡とのツイート。秒を追うごとに更新されるニュース。僕のTL上で踊る #BREAKING の文字。それからの数時間Twitterで更新される速報とパソコンで流すFrance24のニュースから目を離すことはできませんでした。

 

 

 僕としては、僕の意見ですが、他人事です。当然。普段こういった事件が起こってもどこかこう考えてしまいます。いくらフランスに現在住んでいてるとしても、事件が起きたのはパリであってリヨンではなく、僕に直接的に何の被害も及ぼしません。普段日本にいる時より少し近い他人事って感覚です。僕は最初日本のメディア、僕のSNSから垣間見える無関心さに驚きました。がしかしフランスに住んでいる僕自身ですらこういった考えを持っているのだから当然だとも思いました(マスコミはちょっと情報遅すぎるとも感じましたが)。

 

 

 がしかし今回この他人事の出来事に僕が衝撃を受けた理由は、単にその規模ではなく、その身近さです。僕はフランスで毎週のようにサッカーを見に行くし、そこまでの頻度でなくてもライブにも行きます。来週も再来週も。その二つを今回ISは標的としました。僕は今回のテロでその点そこはかとなく恐怖を覚え、混乱しました。仮に僕がパリに留学していたら、邦人唯一の犠牲者は自分だったかもしれません。

 

 

 人種も宗教も関係ない全ての人々の娯楽の場であるべき所でのテロは自由への挑戦です。こういった脅威にさらされた時こそ自由だとか人権だとか普段意識することのない権利を主張するものですが、皮肉にも"Liberté, Égalité, Fraternité"(自由、平等、博愛)を国是とするフランスでこのような事件が起こったことはこの凶行を際立たせます。許されざるべき行為です。強く立ち向かうべきです。

 

 

 

 ちょっと個人的な意見を書きますと。

 Facebookプロフィール画像をフランス国旗に透かせてパリへの祈りを表現したり、それに対して「シリアやパレスチナなど中東の地域での出来事には無関心な人々がパリに限ってそのような行動をとることに違和感を感じる」という意見があったりしますが、僕はその行為をある意味ファッションとして見えさせてしまう日本社会の軽薄さが怖いです。カジュアルなのはいいけど、本質を捉えていないというか(その点SEALDsにも通じるところがあると感じる)。僕が本質捉えているなんて言いませんけど。逆にパリに限って云々という意見もなんだかなと。パリの事件がこれだけ大きく報道されるのはパリという都市がそれだけ大きい都市で、世界的に周知されていて、文化の発信地であるからで、そこに中東の治安の悪い地域への恣意的な比較や差別意識はないと感じます。無意識的な差別があると言うなら、それは人は物事を全て同等に見ることはできないという事実であり証明です。確かに上記のように報道ではなく、"祈りを捧げる"という面ではこの意見はもっともだと感じますが。

 

 

 

 ローカルな面、リヨンでの生活でいうとこの事件が影響しているということは特にありません。リヨンはパリからも遠いし、少なくとも今のところは安全です。変わったことと言えば、バーに入る時にバッグの中を検査されたくらいです。ただしかし人々の警戒感は増したと思うし、これ以上被害が拡大するのは避けてもらいたいところです。

 

 とまぁフランスにいて感じていることをつらつらと書きました。

 僕の身を案じて連絡を下さった方々、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、テンション上げてきますよ????

 

 

 

 元気のない時、落ち込んでいる時、ウンコを漏らした時(!?)何を聞けばいいのか?何をどうしたら我々人類のテンションを500%まで上げてくれるのか?何をすればいいのか?僕は答えを知っています!!!

 

 

 

 答えは当然メタルです。異論は認めません。メタルを聞きましょう。Hell yeah。

 

 

 Are you ready for fuckin' Heavy Music!? Hands up, Scream, Make a Mosh Pit!

I can't fuckin' hear you!

 

 

とこないだのライブでアレキシ・ライホが申しておりました。

 

 

 

 てわけで以下僕の選ぶ元気の出るメタルソング3選です。Ecoutez bien!

 

 

 

 

 

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Iron Maiden - Run To The Hills

名曲中の名曲です。アンセム。ボーカルのブルース・ディッキンソンはパイロットの免許?を持っていて、自分で飛行機を操縦してワールドツアーをするという。

 

 

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NIghtwish - Wish I Had An Angel

フィンランドが世界に送り出した最高のバンド、Nightwish。今度見に行きます。

動画のタイトルはI Wish~となっていますが、間違いです。

 

 

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Mr.Big - Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)

メタルではないかもですが。笑 タイトルなげえ。笑 Mr.Bigは日本でもおなじみエリック・マーティンがボーカルを務めるバンドです。ギターはポール・ギルバート、ベースはビリー・シーンとそうそうたるメンツ。Electric Drillという所以はソロでわかります。

 

 

 

 

 

  までも元気が出るというかテンションが一番上がるのはかわいい女の子から連絡があった時かなと今ふと思った。そういう偶発的なやつには勝てないや。笑

 

 

 

 

 

 明日からはIn Flamesのライブを見にジュネーブです。ちゃんと記事にしようと思います。それとあと面白くなる自信のあるネタが...

ご贔屓ください。笑

 

 

 

 

以上乱文失礼しました〜〜