留学サッカー生活 inリヨン

僕とリヨン第3大学とOlympique Lyonnaisとメタルの話です。

OLの今シーズンをここらでまとめてみようの話Part.1

 ボンソワ。

 

  2ème semestreが始まって1ヶ月ほど、早くもフランスの大学では軽いバカンスの時期です。なんか冬休みはあまりない(と言っても授業の少ない僕は1ヶ月あった)代わりに、夏休みは3,4ヶ月でまた一週間ほどの休みをちょくちょく挟んできます。結構いいシステムですねこれは。一週間あれば旅行もできるし。

 

 ということで僕はサクッとドイツへ行ってきます。目的地はドルトムントミュンヘン、前回の旅行はメタル(Epicaのライブ)だったので今回はサッカーということで。どんだけサッカー見んだよキモ、そんなサッカー見て何になるんだよクソインキャがって声が聞こえてきそう(被害妄想)ですけどまぁそんな次元はもう通り過ぎているのでね。いろんな人の真面目な留学生活を耳にするたび自分とのギャップを感じますが、だからなんだと。こんな不純な動機で留学するやつがいてもいいんじゃないかと。そもそもボカァフランスに来てんだ、そら英語圏行ったら授業もサクサク、勉強もサクサクできるだろうが、フランス語の時点でだいぶチャレンジなんだぜってね。後半マジレスになりましたが。

 

 

 

 

 んでもうシーズンもラストに差し掛けてきている、というこの時期に今シーズンのOLをちょっとまとめとこうと思います。自分自身の軽い備忘録として、まぁ皆さんOLファン、リーグアンサポの方々(これを読む人がどれだけいるかはわからない)の復習として読んでいただけたらなぁと。あんまり面白く書けませんけど。笑

 

 

 

 

 

 ということでon y va! allez l'OL!

 

まずは数字から。

第26節終了時点:11勝6分9敗 勝点39 得点38 失点28 5位

得点者:ラカゼット10 ボーヴュー5 トリッソ, フェキル4 ゲザル3...

アシスト:トリッソ5 ジャレ, ヴァルブエナ, ゲザル4 グルニエ3...

出場試合数(リーグ戦):トリッソ26 (途中出場2), ロペス25, ゴナロン23...

     (CL):トリッソ、ロペス、ラカゼット6...

 

 

 

 負けが多いです。特に11/20のニース戦〜1/30のバスティア戦の10試合で1勝2分7敗と悲惨な結果に。ここで順位を2位から11位まで落としました。しかし2016年に入ってからの成績は勝点13の4位と復調。特にホームでは新スタジアム、Stade des Lumièresへ本拠地を移動した後3勝1分、12得点3失点と好調。まぁ実際今季ホームでは7勝3分3敗と2位の結果を残しているんですが。

 

 

 

 

 

 次に生観戦した試合の感想をサクサクと。

試合ごとにデータを集めていたら時間かかりすぎて死ぬので記憶の範囲で書いていきます。

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9/12, リーグ第5節リール戦, 0-0。ジェルラン初観戦でした。ベンジア(今夏リールに放出していた)が早くもジェルランに帰還。エニェアマが当たっていました。中々強い雨の中互いに決定打を欠いた印象。この前の試合でハットトリックしていたフェキルが代表戦で負傷、長期離脱を余儀なくされた影響を早くも感じました。ラカゼットはこの時代表選出外。

 

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9/29, CL第1節, ヴァレンシア戦, 0-1。人生初のCL観戦ということでかなりテンションは上がっていたのに、終始不甲斐ない戦いで敗戦。失点はやや不運なものだった(気がする)が。この時ヴァレンシアもOLも泥沼の戦いを余儀なくされるなんてつゆ知らず。ラカゼットとボーヴューの相性の悪さが浮き彫りになり、サポも疑問を持ち始めた頃。ちなみにこの前のホームの試合、バスティア戦は風邪を引いていて行けませんでした。カルルの初ゴールもあり2-0で勝利した試合。

 

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10/3, リーグ第9節, ランス戦, 1-0。この日も雨だった。リーグ戦の前の試合ボルドー戦でCLを見越したメンバー起用で無残な敗北(1-3)を喫し、またCLも負けということで立ち直りが期待された一戦。ラカゼットがPKを外すも、前半終了間際に放ったミドルシュートが相手に当たり汚名返上の決勝点で勝利。内容は決して良くはなかったような。この日のtifoはオラスをフィーチャーしていた(Tu as vu un jeune entrepreneur devenir un grand president)。

 

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10/23, リーグ第11節, トゥールーズ戦, 3-0。CLゼニト戦で完敗、決勝トーナメント進出がかなり厳しくなり、おや?となってきた頃。しかしこの試合ではその不安を一掃、ダルデルとヴァルブエナの移籍後初ゴール、コルネのプロ初ゴールでトゥールーズを一蹴。と言っても相手の守備は酷かった。この試合ではゴナロンはCBをそつなくこなしていて、それがCB(特にウムティティ)不在時のオプションになった。守備崩壊の原因の1つ。

 

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11/4, CL第4節, ゼニト戦, 0-2。CLの後半戦はスコアも内容も完敗といいとこ無し。2位の可能性がほぼ絶たれた試合。前節フッキとジュバにやられていたのに、今回も同じような形でやられるという失態。フルニエの手腕に少し疑問符がつき始めたが、それよりこの試合で露呈されたのは夏に1000万€をかけ獲得したヤンガエムビワの対人の弱さ。確かにジュバは強かった(フッキは論外。ゴナロンすら歯が立たなかった)が、それを考慮してもひどいパフォーマンスだった。この試合まではまだ無難にこなしていた印象が、これでサポの信頼、自らの自信も一気に失った様子。これから数ヶ月に渡りホームでブーイングの嵐にさらされることになるとは... ゴナロンのところ(CBの前)でフィルターがかからず、DF陣が耐えきれないパターン。しかしサポーターはすでにLes Verts! Les Verts! On t'encule!とCLを捨てダービーに照準を合わせている様子だった。これにはちょっと納得いかなかった。

 

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11/8, リーグ第13節, サンテティエンヌ戦, 3-0。この試合は改心の出来。ジェルラン最後のダービーということでユニフォームに特別にワッペンがついたりとクラブ総出でガチで勝ちにいった(当然だが)姿勢が実った。今季ほぼ常に不安定だった守備もこの日は盤石、これといった決定機は作らせず。そして何と言ってもラカゼットのトリプレ。これはもう人生で一番興奮したかもしれない。今シーズン不調のエースが大一番でこの結果を出すという漫画のごとき筋書き。完勝でした。ここから急激に調子を落とすわけですがね。ウムティティの負傷が地獄の始まり。

 

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11/24, CL第5節, ゲント戦, 1-2。まじで人生で一番腹が立った試合。フェリのゴールで幸先良く先制したけど、グダグダしてるうちにマプのファールからのFK直接決められて追いつかれて、ラストプレーのCKでこれまたマプがマークを外して失点。GL突破のためには勝ちが必須で、もうロスタイムの時点でほぼ諦めてたから半分帰りかけて立ちながら見てたけど、でもそれで帰らないってことはやっぱ少し希望を持ってるってことじゃん、その中での失点。胸糞悪かった。


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11/27, リーグ第15節, モンペリエ戦, 2-4。この試合はもう呆れた。ゴナロンのCB起用、トリッソのアンカー起用の限界が見えた。まぁゴナロンのオウンゴールは仕方ないとしても、90分通して常に不安定で4失点。ラファエウのミスから2点目を取られた時点で勝負は決まった。この日からジェルランはブーイングの嵐に。特にマプとボーヴューの選手紹介の時なんてひどいもん。ミスするたびブーイングだし。尚ダービーでサポーターが投げ入れた発煙筒で警備員が怪我をした為北側ゴール裏は閉鎖に。最後にゲザルが直接FKを決めて、今の覚醒の片鱗を見せる。グルニエ復帰も見せ場はなし。


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12/5, リーグ第17節, アンジェ戦, 0-2。リーグ戦ジェルランラストゲームは再び恥晒しの場に。前節ナント戦はメンバーを落とし0-0と久しぶりの勝ち点を拾ったが、ジェルランで最後に勝利を掴むという気概は全く感じられず。もちろん今季躍進のアンジェの守備の固さはあったが、攻撃陣は全く見せ場を作れず、逆にセットプレーからエンドゥイエが2発。試合終了後記念に花火が打ち上げられたり、レジェンドがグラウンドに降りてきたりしたけど、もうなんか後味が悪すぎて見てられなかった。


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12/16, Coupe de France, トゥール戦, 2-1。本当にジェルラン最後の試合。なんとか勝ちを掴んだもののこれまた酷いゲームだった。この時期からモレルをCBで起用するようになり、サイドバックじゃなくてこっちが本職じゃないかってレベルのプレーを見せCL最終節のヴァレンシア戦の勝利に貢献(なおその試合でラカゼット負傷)していて、この試合の前半でも同様の形を取っていたが、後半から自信回復の為かマプを投入。これで夢にまで見たマプ×バコのお笑いCBコンビが誕生、格下相手に見事失点。予想通りすぎてもう。マプはホームだとブーイングでメンタルやられてミスが重なる(高校生か)。多分アウェーのがパフォーマンス良い。バコは出場機会をほぼ得られていなくて、ディフェンスが不安定だった初めの頃待望論を出ていたが、いざ使ってみるとビルドアップの下手さはマプ以上、対人も弱い、スピードもないと能力不足が顕著に。だからローズを使えとあれほど…(予想だけど、ローズはトリッソと喧嘩をして一時期チームを外されてて、復帰はしたものの生え抜きのトリッソとの確執やメディアにチーム内部のことを話したことからチーム内での立場を失ったのかも)。最後にボーヴューが点を取ってなんとか勝利。この試合ボーヴューはドゥブレでチームを救うもサポからはブーイングばかり。そら移籍したくなるわな。






 非常に長くなってしまったのでとりあえず2016年に入る前に一区切り。次は最近4試合と今シーズンここまでのまとめ、更に下部組織と女子のことを少し書こうと思います。

 


 ところで今ドルトムントなんですが見るものが無さすぎて困っています。ググってもサッカーとビールの街!ってどういうことだよ。ガチでなんでこんな田舎に香川いるんだよ。何時間マックで暇つぶしさせるんだよ。ポルトサポマックにいるし。まあ楽しんできます。このこともブログでいずれ。






 以上乱文失礼しました〜〜