南仏(トゥーロン国際観戦)旅行の話
日本でもニュースになっているようですがフランスはここのところずっと天気が悪いです。僕が今滞在しているオセールはブルゴーニュ地方でフランス中部、パリを流れるセーヌ川につながっているヨンヌ川が流れる都市ですが、ここも例外でなくずっと曇り空、気温は15度以下という感じです。ヨンヌ川の水位も上がっていて、ところどころ水があふれて近隣の地域が水浸しになっているところもあります。フランスの6月7月はクソ天気いいって聞いていたからガン萎え。フランス留学生活最後の日々を楽しみたいのに。昨日今日ようやく久しぶりに太陽を見たって状況です。
ということは?当然室内にいる時間が増えるというわけで、したがってブログ更新率も高まるのではという結論に行き着く気もしますが、ここのところそうはいきません。それは友人宅に立派なギターとアンプがあるからです。
覚えているでしょうか、僕が彼女と称してギターを購入したことを。
懐かしいですね。少なくとも僕にとっては懐かしいです。6ヶ月前の話です。この半年、僕のギターはこの(ぼっち)留学生活を多大に彩ってくれましたが、リヨンを出ると同時に手放してしまいました。ということで帰国までの1ヶ月、僕はギターなしの心苦しい生活を強いられる...と思いきや、しばらくその真逆の環境に身を置くことになりました。ありがたい話です。皆さんが大学行って勉強して部活して友達と飲んでとそんな生活をしている間に、僕はクソ長い夏休みの最中ギターを練習しているのです。どうでしょうこの優越感。この快感(しかしこの快感は他の学生が勉強なり部活なりで日々成長している間に僕は娯楽に勤しんでいるという背徳感、後ろめたさからくるものでもあります、ああサッカーが恋しい)。間違いなく僕は留学前より幅の広いというか、多様性があるというか、懐が広いというかなんというかつまり多少多彩になっていると思います。みなさん僕にFor Whom The Bell Tolls弾いて!!て頼んでみて下さい。ギター弾けたらモテるようになるかな。
クリフ・バートンやべえなw
ということで今日は、日本も梅雨入りしだしたらしいし、心の中は快晴の気分を味わおうと(?)フランス屈指のリゾート地の集まる南仏に旅行した時のこと(当然サッカー中心ですけど)を書こうと思います。Allez-y!
5/23
Coupe de France決勝を見に行ったら体調を崩した僕、一晩寝て回復するも事前にとってあった6時発のOUIGO(フランスの格安TGV。チケット購入はおそらくオンラインのみ。安いので微妙な時間が多い。出発30分前からチェックインが始まり、直前に到着しても乗れないので注意。リヨンからだとパリ郊外、ディズニーランドの駅のMarne-la-Vallée Chessyやマルセイユ、モンペリエに10€〜で行ける)に間に合わず。急遽他のTGV(それでも20€ってお買い得)をとって出発。
ホステルはVertigo Centreというところ。ベッド16台の部屋でもWi-Fiもしっかり繋がるしシャワーも多いしそれなりに満足。なんといっても駅がクソ近い。
マルセイユを多少ふらついた後、目的地であるAubagneへ出発。
の予定でチケットも買ってたけど、人身事故で電車がストップ。復旧の予定なし。Fuck Youフランス、SNCF。しかしそれにも動じず地下鉄で移動、その駅からさらにバスで無事到着。この臨機応変さ、僕の成長の証。
ということでトゥーロン国際観戦1日目。
日本vsポルトガル
隣のポルトガル代表関係者っぽい人に写メらせてもらった。
ポルトガルは世代下だし日本は終始(後半は特に)押し込んでいたけど、相手の一発にやられてしまい残念。決定力という日本サッカー界永遠の課題を垣間見たような。JFA副技術委員長の西野さんが目の前に座っていて写真撮って良いですか?て聞いたら断られた(笑)けど少し話した。イケメンな見た目と違わず感じ良い人だった。笑
イングランドvsギニア
完全にイングランドはギニアを舐めてかかっていて(スタンドにいた関係者も舐めた口叩いてた)、なんだこいつら傲慢だなと思っていたら試合開始直後ギニアが身体能力に物を言わせた突破から得点。しかしこれで目が覚めたイングランド、落ち着いて逆転しそのあとも得点を重ねて勝利。ギニアは守備がザルすぎて。チームプレーの欠片もなし、アフリカの国がそのうちW杯で優勝すると言われて久しいが未だベスト8どまりなのはこういうところかなと。
そして帰りは無事電車でホテルまで戻りました。
5/24
朝マルセイユを出発してフランスのザ・リゾート地ニースへ。ちょうどカンヌ国際映画祭の真っ只中?だったこともありカンヌで乗り降りする人も結構いた。
今回のホステルはMeyerbeer Beachというとこ。海から近くて立地は最高だけどWi-Fiがしょぼい...シャワーもイマイチという。ドゥブロブニク行った時も思ったけど、こういうリゾート地にあるホステルはその存在だけで(安価ゆえに)客は集まるからサービスを向上するインセンティブがないのかな。カードで支払いもできなかったし(そういえばドゥブロブニクでもできなかった)。
がしかしそんなことはどうでも良くなるほどこの日のニースは快晴。今年初の半袖短パンを決行し観光へ。歩いたり見たりしてるだけで十分観光になる海。竹富レベルだこれは。
ニース城壁。
旧市街。
こんなを見ていて、なんて素晴らしいんだと感じるとともにここは一人で来るところではないと悟りました。いくらぼっちや一人旅に慣れてるとはいえ綺麗な海で戯れるカップルと一人ただ歩く自分のコントラストにさすがに心を痛めた僕は途中からイヤホンをして観光しました。Twilight! Of! The Thunder God!
帰ったら江ノ島でも行こうかなぁ。比べものにならないくらい汚ねえ海だけど。夏の江ノ島一人で行くとか多分同じくらい死にたくなるな。
一通り観光した後はMでオシャ飯()して、友達のフランス語の課題を謎に手伝って1日を終えました。
5/25
この日は朝一番(と言っても9時過ぎ)でホステルを出発しました。目指すはモナコ、生まれて20年でようやく20カ国目(東欧旅行で稼いだ)の上陸です。旧港から出ている100番のバスに乗り込みいざモナコ。
バスクソ混んでて座れない上に道もクソ混んでいて、んだよこのクソ都市国家めが。と思っていたら理由はこれでした。
F1のモナコグランプリが丁度次の日だったのです。なんというニアミス。観客席も行きました。
そしてモナコと言ったらサッカーファンとして忘れてはいけない、さらに言うとOLファンとして忘れるはずがないのはこのチーム。
そう、ASモナコです。
前回の記事でも言いましたが、そして何回でも言いますが、5/7、Parc OLで、モナコ相手、CLストレートインを懸けての試合で6-1という結果は一生忘れません。笑 モナコサポの方々許してください。
@AS_Monaco , vous vous souvenez du 7 mai dernier ?? On remet ça le week-end du 22 avril 2017 au @Parc_OL ! #OLASM pic.twitter.com/HhBWFciNJx
— Olympique Lyonnais (@OL) 2016年6月1日
先日来シーズンの日程が決まりOLが煽っていましたが、リーグアン屈指の強豪です。
モナコのホームスタジアム、Stade Louis Ⅱ。
モナコの練習場は歩いてはとても行けないらしいです。クソ。
モナコは勾配が強く、迷路のように入り組んでいるので注意しましょう。少なくとも方向音痴の僕は結構迷いました。方向音痴は辛いよ。
僕がコメントをつけるのは野暮に思える写真ばかりです。ニースよりさらに一人で旅行のバックパッカーには敷居の高い場所でした。金持ちになったらカジノやりに行くんだ。
帰りは電車で悠々ニースへ。そして次の日のTGVのチケットをすでに買っていたんですが、その電車がストで動かないということなので返金へ。SNCFの係員相手でも臆することなくフランス語でしっかり返金ゲット。これまた圧倒的成長(係員も親切な人でした)。
午後は海岸沿いのビーチでビールを飲み優雅にドストエフスキーを読んでました。カラマーゾフの兄弟最初つまんなすぎて禿げそう。この間、両腕は黒焦げになりました。現在絶賛皮剥けてます。
5/26
昼前にホステルをチェックアウトして今度はトゥーロンへ。五郎丸はここへ移籍してくるようですが、ちょっと離れたビーチに行かないと特に何もありません。暇すぎて死ぬなよ、五郎丸。
そこらへんの公園で暇をつぶした後、時間があり余る(ロマンスは余ってない)だったので歩いてStade Léo Lagrangeへ(ちょっと遠い)。
ということでトゥーロン国際観戦2日目。
ブルガリアvsマリ
まぁなんとも高レベルな試合ではなかった。丁度ブルガリアA代表は日本のアモーレフィーバーの前に惨敗を喫したけど、この世代もイマイチなプレーに終始。守備の不安定さは際立っていた。攻めれるわけでもないし。マリも守備は微妙だったけどギニアよりは組織だったプレーはできていて、結果不安定なブルガリアの守備につけ入り身体能力の高さで3得点。フランスでプレーしてる選手も多いぽくてマリの監督曰くこれからマリの時代がくるそう。
フランスvsチェコ
前の試合と打って変わり好ゲームに。チェコは好チームで能力的に上回るフランス相手によくやっていたが結果2失点、得点は奪えず。ただ攻め手は乏しかった。フランスはギャンガンのギラシーが評価されていたがこの試合のMVPは間違いなく15番(名前は各自でどうぞ!)。ASSEからパリFCへ現在ローン中とのこと。スピード溢れる突破で2点目をゲット。ボランチはOLのケメンとダルピノのコンビ。ケメンはキャプテンで少し空回りするシーンが見られたものの、やはりOLのトップでも出場機会を少しずつ得ているだけあってこの世代では格の違いを見せつけていた。ただボランチの選手ではないと思うんだよなぁ。ダルピノは個人的にお気に入りの選手で、この試合も長短のパスを操り試合を作っていた。線が細くて、またOLのインサイドハーフは充実しているし近いうちにトップで出場機会を得られるとは思わないが、間違いなく今後に期待出来る選手。
試合後は、初のAirbnbでスタジアム徒歩五分のところに宿泊。Airbnbいいね。安いし快適だし。
5/26
最終日。午前中は暇で近くのスーパーに買い物行ったり。レンチンして食べるシチュー的なの買って食べたけど、久しぶりにまともに食事した気がした(まともではない)。すごい最近のテクノロジー。
んでトゥーロン3日目。
日本vsイングランド
優勝したイングランドとも少し世代が上とはいえ特に後半は互角以上の戦いをしたものの、敢え無くPKに沈み敗北。もっとやれたとは思うけど、それが結局実力なのかなぁとも。CB起用の喜田が素晴らしかった。マスチェラーノのように上背なくてもCBはやれるんだね。中盤の選手だけにパス出しも上手いしいい選手だと思った。その隣の植田も日本人離れしたスケールでイングランドに対抗。この選手はおそらく日本の未来。イングランドはアーセナルのチャンバースとかチェルシーのロフタス・チークも出ていて、そんな選手相手に去年まで関東2部でプレーしていた選手(冨樫)がプレーしているってのはやっぱサッカー実力が全て、夢があるなと思った。
この後のポルトガルvsパラグアイは時間がなくてパス。でも街中でパラグアイ代表はなんか見た。笑
マルセイユに戻ってバスでリヨンへ。リヨン着いたの2時で、チャリのカード忘れて徒歩30分かけて真夜中に帰宅という。笑 それでも特に危険は感じないのはリヨンのいいところでもある。
クソ長くなった!驚きの5000文字オーバー!3回に分けられたねこれ。これでアナリスティックス確認してユーザーの滞在時間が延びてたら僕の勝ち。笑
読んでいただきありがとうございました〜
Bonne journée、長文失礼しました〜〜
Parc Olympique Lyonnaisガイドの話
リヨン第3大での勉強を終え、一通り旅行もして、寮も出た僕は今オセールというフランスの田舎町にある友達の家に滞在しております。パリとリヨンの間にあり、川沿いに位置するということで昔から交通の要所として栄え、歴史のある町です(と友達のママンが言っていた)。町の中心部は歴史を感じさせる良い感じの、ミュンヘンを思い起こさせるような(あ、そいえばバイエルンの試合見に行った記事書いてねえ)建物が立ち並んでいます。また昨日は現在はリーグドゥに所属するAJオセールのスタジアムをランニングがてら見に行ってきました。
今は低迷しているものの、昔はCLにも出場したフランスでも有数の強豪。友達の父はここでロナウジーニョ擁するPSG、レアル、アーセナルやリーグ戦優勝の瞬間を観戦したと言ってました。あと幼き頃のメクセスを見かけたとか。地元民ならではのエピソード(今は暴力的な選手になっちゃったよね、と言ってましたが)。
リヨンを離れることは少々寂しかったですが、実際またすぐに戻るのでなんともありません。笑
ということで今回はEUROも近いことですし、まだおそらく日本人では数えるほどの人しか行っていないと思われる今年1月に完成した我らがOLの新スタジアム、Parc OL(パルク・オランピック・リヨネ、英語風に読むとパーク・オリンピック・リヨン)について書きたいと思います。日本語では情報がまだほとんどないし、この記事はアクセス伸びるかな?笑 それでは行きましょう〜〜
・アクセスについて
Parc OLはリヨン中心部から15km弱離れたデシーヌ・シャルピューというところに位置しています。前スタジアムのジェルランがリヨン7区にありメトロでアクセス可能、更にいうと僕の寮から徒歩20分ということを考えると少々アクセスは悪いですが仕方ないです。大抵ヨーロッパのビッククラブのスタジアムって郊外にあるし。
車を除くと(おそらくこの選択肢はないと思うので)市内からスタジアムへの行き方は下記3つあります。
①Part Dieuから直通トラム
試合の日のみ(おそらくEUROの時も)リヨン市内からスタジアムまでの直通トラムが出ています。フランス語では直通の電車、トラム、バスというのをNavetteと言います(と言うんだと思います)。このPart DieuからのトラムはT4の線路を使い、途中で曲がってParc OLの北側目の前まで辿り着きます。トラムの駅はPart Dieuにある他のトラムの駅とは違い200mほど南にあります。Rue de la villetteとRue Paul Bertが交わるところです。
試合の日は大抵人だかりができ、係員も誘導しているので迷うことはないかと思います。看板もありますし。そこからトラムに乗ること25-30分、目の前にParc OLが見えてきます。
②Vaulx-En-Velinから直通トラム
こちらはメトロA線の終点Vaulx-En-Velinから出ている直通トラムです。メトロA線はPerrache始発でBellcour、Hôtel de Villeなど通るやつです(少しVaulx...までは遠いですが)。ここからトラムで15分ほどで到着です。
③トラム4線のDécine-Grand Largeから歩く
こちらはNavetteではなく、普通に通常運転されているT4の駅から歩く、というものです。試合のない日スタジアムを見に行く、という時はこれを利用することになります(OL女子の最初の新スタでの試合でもNavetteなかった笑)。こちらは普通のトラムなので、普通に切符(1.8€)を買って乗ることになります。と言っても試合の日はやはりNavetteほどではないにしろ混雑するので、切符なしでもいけるっちゃいけますが。笑 また、駅の近くにマックがあってここでちょっと食べたり休憩したり、Wi-Fiを使うこともできるのでその点便利です。ただこれはスタジアムの目の前まではいってくれないので10分ほど歩く必要があります。
というのがアクセス方法です。そしてポイントは、
①Navetteはタダ。
試合のチケットを買う場合に一緒にスタジアムへのアクセス方法を選択します。しかし、大抵トラムのNavetteは一杯になっていて選択できないです。でも10回スタジアムに足を運んで、一度もNavetteのチケットを見せるよう言われたことはなく、他の人も同様に見せていません。係員は誘導で立っているだけなので、おそらくはNavetteのチケットを持っていなくても大丈夫。EUROの場合はどうなるのかわかりませんが、おそらくはタダになるのではと思います。わかり次第更新します。
②Navetteは混む。
混みます。並ぶ時もあります。Part Dieuが一番混みます。なので、選手のアップから見たい場合は試合開始1時間半前にはトラムの駅へ行きましょう。
になります。これさえ押さえておけば難なくParc OLへ到着できます。
*6/11日更新
スタジアム内への入場は試合開始3時間前、Navetteは試合開始3時間半前から運行を開始するとのこと。メトロのBellecour, Hôtel de Ville, Perrache, Vaulx-en-Velin, Part Dieuなどにはガイドがいて案内してくれるそうです。Navetteはチケット保持者の利用のみチケット確認があるかは不明)で、チケットを持っていない人がスタジアムへ行くのは避けるよう明示されています。チケットをゲット出来なかった方はBellecourにあるファンゾーンに行きましょう。
・入場について
Parc OLのスタジアムはのブロックはこんな風になっています。Nordが北でトラムが着く方です。
トラムが着いたら、目の目にParc OL、もっと言うとでかいOLストアが見えると思います。その手前の横に入場口があります。最初にチケット確認、その次に荷物とボディチェックでスタジアムの周りまでたどり着けます。そして自分のゲート(Porteと書いてあります)でチケットをかざして(バーコードリーダー)入場です。
ここでのポイントは、
・でかい荷物は持っていかない
規定サイズ(あまりサイズを気にすることはないと思いますが)以上のバックの持ち込みは禁止となっています。とはいえ持って行ったら持って行ったでおそらく大丈夫だとは思いますが、検査時にちょっと面倒くさいし手間取るのでなるべく手ぶらかそれに近い状態で行きましょう(女性のハンドバックくらいなら余裕で大丈夫)。特にEURO時は警備がかなり厳しくなると思うので注意です。
くらいなものです。普通にサッカー見る場合と大差ありません。
そして2階、3階席の場合は階段を登り、席に入ると!ようこそと言わんばかりにまだ真新しいピッチとスタンドが目の前に広がります。
Parc OLのアプリを入れるとスタジアムの地図や試合のスタッツ、リプレイなども見れて便利です。またE-Ticketもこのアプリで表示できます。またスタジアム内はWi-Fiが飛んでいて非常に助かります。
売店で何か飲食物を買う場合にはMYOLというカードが必要です(ドルトムント的な)。僕は持っていませんでしたが。売店の前にカードを売っている人がいるのでその人から買うことができます。
ここで僕の試合観戦コレクションをどうぞ。こんな感じで見える、と参考になるかと思います。
トロワ戦。こけら落としの試合。2階席の角でした。ラカゼットが新スタ初ゴールのパフォを目の前でやった。
OM戦。Nordの3階席の上の方。ちょっと遠かった。
ボルドー戦。2階のVIP席。見やすかった。
カーン戦。3階席の角。唯一のデーゲーム。
PSG戦。1階席の北側。13列目とかだけど臨場感たっぷり。勝ったし最高だった...
ギャンガン戦。3階席の東側。3階席でも下の方なら普通に見やすい。
ナント戦。Sudの3階席。
ニース戦。これまたSudの3階席。
ガゼレク戦。2階のVIP席の真ん中らへん。一番見やすかった。
ホームラストモナコ戦。Nordの3階席。3階席の6列目とかで2階席とも全然遜色ない眺め。
女子のスラビア・プラハ戦。2階席。
女子のPSG戦。エゲベールの1点目。
まぁぶっちゃけサッカー専用だし新しいし、どこでもかなり良い眺めですが、ベストは2階席のタッチライン側かと思います。ゴール裏なら3階席(というか1階、2階席はサポーターグループの場所なのでおそらくチケット取れないです)。僕はピッチ全体を見渡したいので基本上からでしたが、臨場感を味わいたいのなら1階席でもありです。
チケットは普通の試合だと15€〜、PSGやOM相手だと30€〜くらいの値段です。そこまで割高なわけではありませんが、良いところで見ようと思うとやはり高くなります。ベンチの近くだと高いときは250€とかいったり。
・帰りについて
行きと同様NavetteまたはトラムでPart DieuまたはVaulx-En-Velinへ行くこととなります。ただ行きよりも確実に混みます。ということで試合が終わったら小走りでトラムの出発位置まで走ることをお勧めします。笑 もしくは試合終了直前に。良いタイミングで抜けて小走りで行くとおそらく1回待つだけでトラムに乗れます(経験談)。まぁトラムは割と乗れる上に循環も悪くないので結局のところそこまで待ちません。15分並べば乗れるでしょう。ディズニーのアトラクションと比べたらイージーなもんです(?)。選手の挨拶なども見て帰りたい場合は終わった後OLストアで時間を潰すのもアリでしょう。
こんな感じでParc OLガイドは以上です。ちょっと詳しく書きすぎたしこれを読んだら特に問題なく試合観戦できるのではないかと(自画自賛)。ただ最新のスタジアムなだけあって、表示もいろいろ充実しているし、読まなくてもなんとかなるとは思います。笑
僕はOLファンなので相当贔屓目になりますが、実際このスタジアムはヨーロッパでもトップクラスのものです。キャパもちょうどいいし、見やすいし、設備も整っているし。一見の価値ありです。サポーターも最高です。このスタジアムで見た12試合(つまり今のところ全試合)の中でもPSG戦とモナコ戦は生涯忘れられないだろうと思います。ぜひ見に行ってみてください!!
Bonne journée、長文失礼しました〜〜
フランスここが嫌だよ、の話
隔日記事投稿チャレンジ、早くも心折れかかっている僕です(注:この時はまだやる気はありました。結局手直ししている今は6月1日の夜中。完全に失敗です)いや辛いって。書いてるとなんか文字数増えちゃうから2日にいっぺんレポート書いてるようなもん。謎にストイックです。このどこの馬の骨(失礼)が見てるかわからないブログのために…まあ良いんです。楽しみに読んでくれている人が1人でもいるなら書き続ける、と言うほどこのブログに懸けてるわけじゃありませんが、割と自己満ですし。文章書きたいし。備忘録的なね。
長々と文章を書き連ねるには(書き連ねるモチベーションを保つには)良い環境が必要です。前々回はニース、前回はトゥーロンでした。そして今回はスイスはジュネーブに来ています。そう、In Flamesのビョーン・イェロッテにピックをもらった懐かしの場所です。
もちろんそれだけでは無く街自体もお気に入りです。じゃなかったら2回も来ません、いくらリヨンから近いとはいえ。
という事で今日もアルプスの柔らかな日差しの下レマン湖のほとりでクソみたいな文章を書いています。ちなみに今日ここまでのハイライトはビッグマックが11€ちょいだった事です。涙目。あとジュネーブではWi-Fiに接続するためには大抵SMSでコードを受け取り、入力することを求められます。旅行者泣かせのシステムです。海外でのローミング費用がかかりますから。
と初っ端から長々かましましたが、結局何が言いたいかというと、またサッカーを観に来ているってことです。スイス対ベルギー。EURO前両チーム最初の親善試合、メンツ的にめちゃ楽しみです。昨日の日本イングランドよりも。まあサッカーの話はいずれまた。
アザールとシャキリやばかった。つかベルギーのメンツね。さながらプレミアオールスターズ。
今日は順番的に僕が思ってる事を適当に書き連ねる回です。そして、僕がここ10ヶ月程で感じた日本と比べたフランスの嫌いなところを書きます。ぶっちゃけ僕そこまでフランス好きじゃないんでスラスラ書ける気がします。フランス、と一括りにして批判を展開するのは少し気が引けますが、そこはご容赦ください。先に言っておくと僕はこっちでできた友達、知り合いにネガティブな印象は持っていません。僕がこれから話す対象はごく一般的なフランス、フランス人のステレオタイプについてです。そうじゃない事や人も沢山いることを念頭に置いて読んでほしいです、これは単純に僕が思う短所を指摘するものなので。フランスと聞くと華やかなイメージばかり思い浮かべますが、実際そうでもない、という事を知るのも大事だと思います。それでは行きましょう、Allez-y!!!(何かを批判する時ってテンション上がるよね、否定する人は偽善者だと思う)
➀働かない
まぁこれはありますよ。スーパーでのレジ、マックの店員、昼間は閉まる役所…どれをとっても日本以下です。本当に遅いです。日本と比べるのは酷かもしれませんが。彼らの頭の中に効率なんて言葉は存在しません、かつてナポレオンが我輩の辞書に不可能という文字はないと言ったように(今調べたら実際こう言ったわけではなく"Impossible n'est pas français"って言ってたんですね。シンプル)。マジな話、夕方主婦がこぞって買い物をする時間にスーパーに行かないほうが良いです。時間を無駄にします。
そして面白いのはそのくせ自分の権利を主張するんですよね。今盛んに労働法改正について論議されていて、リヨンでも大規模なデモが行われたりしています。僕は常々感じるのは(それが改悪であっても)普段ロクに働かないくせにこういう時ばかり自らの権利ばっか主張すんな、ということです。
少し話はずれますが、今季セックステープ問題で話題となったOL所属のヴァルブエナに関してまた新たな騒動が起こりました。アウェーでのトゥールーズ戦後、OLの選手が帰るため空港にいた時、とある父親が子供に「ごらん、あれがラカゼット、給料上げさせたのに働かなくなったヤツで、ヴァルブエナはベンゼマがEUROに出場できなくなった原因だ」と選手にも聞こえるような声で子供に言いながら携帯のカメラで写真を撮っていたところ、ラカゼットは無視したものの怒ったヴァルブエナが携帯を取り上げ投げ捨てた、というものです。確かに手を出したヴァルブエナにも非があるでしょう。しかし選手に向かってそんな悪口を言う(そしてヴァルブエナは被害者でもある)のは人としてリスペクトが欠けているとしか言えません。にも関わらずその男(身体的障害を持っている)は自分の行為を省みず弱者という事実にかこつけてヴァルブエナに携帯とその行為による精神的ダメージの賠償を求める、と発言したのです。正直どんな思考回路をもってしたらそんなことを堂々とメディアに発言できるのか、と思いました。
これは極端な一例ですが、このような自分の権利ばかり主張するメンタリティというかお国柄というか、それが僕は大嫌いです。
➁汚い
前もブログに書きましたが、
汚いですね。笑 ウンコもまぁそうなんですけど、吸い殻などそういった日常的ポイ捨て癖がフランス人にはついています。顕著なのはサッカーのスタジアム。Tifo(コレオとも言いますね、試合が始まる前のサポーターが作る大きな絵見たいなヤツです)を紙で作る場合は当然一人一枚使って、まぁこんな感じで綺麗にできます。やればできるじゃんフランス。
しかしこの後。Tifoを作り終えたらこのもはや用無しとなった紙切れを持った人々は何をするでしょうか?
適当に座席の下にでも捨てておく、と思った人はまだ甘い。正解は「丸めて前、下に向かって思いっきり投げ捨てる」です。これはカルチャーショックでした。そしてそのかわり飲み物や食べ物のゴミは座席の下に放っておきます。いわばこれがフランス流のサッカー観戦。全員がそうだとは言いませんが、誇張はしていません。
リヨンは綺麗な方ですし、この間行ったニースは観光地なのでかなり綺麗な印象でした。しかしタチが悪いのはパリ。エッフェル塔やヴェルサイユなどきらびやかな印象が強いですが、実際そういったスポットを離れると暗くて汚くて陰気臭いという印象が強いです(僕評)。モンマルトルの近く(あまり治安は良くはない地域)のホステルに泊まって朝早く出発した時に清掃員が道をシャワーで流していました。パリではあれが日常なのでしょうか。笑 なんかパリのネガキャンみたいになりましたが(実際そんな好かない、リヨンのが良いよ)、要はそう多くの日本人が想像するような感じではないってことです。
➂図々しい
正直僕はこれが一番嫌です。言い換えるとウザいってことです。他人お構いなしでタバコ吸うし、人に煙がかかっても全く気にしないし、横入りしてくるし、順番待ちしないし、歩くの遅いし、狭い道横に広がって歩くし...例をあげたらきりがありません。
横入りババアはバスに乗るときに現れました。身なり、雰囲気、僕の先入観からしてあ、こいつ絶対図々しいな、というババアが僕の後ろに並んでいました。彼女は一度列から離れたと思うと、戻ってきて僕に「私アンタの前に並んでなかった?」とまるで自然に聞いてきたのです。
長距離バスに乗る場合はいかに良い席を確保し、隣に荷物を置き、しっかり隣に誰も座らせずスペースをキープすることがクソほど重要、そのためにバス乗車時の列で良い位置を取ることが不可欠(こういうように考えるということは、僕も多少フランスに染まっているのかもしれません。というか多分染まってる。ただ弱肉強食の世界、こうしないと生きていけないと考えて自己正当化しています。でも日本人の謙虚な心も幸いまだ持ち合わせているので図々しくはないと思います)なので自分の並んでいた場所は覚えているはず、ということはこのババアは間違いなく確信犯です。
僕は「いや、僕の後ろだったよ(訳:ざけんなババア、俺の後ろに決まってんだろ、この俺の順番を抜かそうとするとはいい度胸してんな、日本人だからってなめんじゃねえぞオラああん!?)」と言ってババアを退けましたが、こういうこともあるということを頭に入れておかなければいけません。
邪魔になっている場合なら¨Pardon?¨ ¨Excusez-moi?¨と一声かければ済みますが、まぁ面倒臭い(僕のこういう性格も原因)し、邪魔なのは確実に明らかなのでいや元からそこいるなよ、と言いたくなります。
後嫌な経験としてはサンテティエンヌにサッカーを見に行った時に隣が明らかにDQNで僕の存在など気にせず足を広げてきてスペースを奪いサッカーそっちのけでスナチャを撮りまくりとにかく不快、ってことがありました。これだから緑は。つか外人は自己顕示欲が強いのかやたら自撮りでスナチャしたり動画撮ったりしてそれもまた邪魔だったりでまじウザいw
他にもメトロのチケットの売り場で50セントある?とか隣の知らない人に聞かれたりもします。これは特に不快になるわけではないので小銭あったら渡しますし、別にそれで何の問題も起きないのですが、それもまた日本ではまずないことなので初めは「おっ、おうw」となりました。
まとめると彼らは基本的に生まれてこのかた無意識に他人のことを考える、ということをしたことがないのです。それは誰のせいというわけでもなく、こういった社会の中で育ったのでそのような行動パターンが刷り込まれなかった、ということだと思います。がやはりこの点日本での生活の方が人々の無意識な気遣いが感じられます。満員電車のゴリ押しジジイは別ですけどね。
ということで今回は自分の愚痴のはけ口となったこともありいつもよりも長くなってしまいました。4000文字ってワロタ。最後まで読んでくれてありがとうございます。何度も言うようですがこれはあくまで僕の考えというだけで人によって捉え方は違うと思います。がしかしフランスで日本と完全に同じ感覚で生活することはできない、ということです。これを踏まえてフランスでの生活に臨めば順応もしやすいのではと留学もほぼ終わった身として感じています。まぁあくまで10ヶ月のみの経験者の戯言です。笑
次回もお楽しみに!
Bonne nuit, 長文失礼しました〜〜
フランス語サッカー用語の話
昨日の宣言通りしっかり2日おきにブログを更新すべく早くも今日(5/25)から書き始めた僕です。2日連続ニースの初夏の存分に浴び僕の両腕はすっかり真っ赤に焼けバカンス気分を更に引き立てています。まあ実際狙って焼きに行きました。2日合わせて5、6時間はただ海岸沿いのベンチに座ってるだけでしたから。それくらいでそんな焼けるお前、普段どんだけ運動不足なんだよ!とツッコミが入りそうですが、そんな事はなく旅に出る前は2日に一回ペースで10キロ走っていました。ローヌ川沿いを走るのはすこぶる気持ち良いもんですが、そもそも普通にキツいのでその気持ち良さなんて感じる事もありません。毎回キツくて半ベソかいて走ってます(盛)。
ところで今日(5/25)はモナコに行きました。この前置き程度の文章に留めるにはもったいないし長くなってしまうので省きますが、端的に言うと、金持ちになりたくなりました。以上。
そして今日(5/26、つまり2日間にわたって書いているという事です)はトゥーロンでトゥーロン国際大会を見ました。明日は日本対イングランド、一番楽しみです。ちなみにトゥーロンは特に見るものありません。笑
と言うわけで(?)、今回は来たるEURO 2016に向けて僕の知っている範囲でフランス語のサッカー関係で使用する言葉を紹介しようかなと思います。これでユーロ生観戦、日本で副音声で観戦、いや友達との会話で通ぶる準備は万端ですな!!
と、そこまで詳しくやれるとは思いませんが、割と興味がある方も多いと思うのでよろしくどうぞ。Allez les gars!
まずは簡単なサッカー用語から。
Équipe:チーム フランスの有名なスポーツ紙はL'équipeですね。
Jouer/Effectif:選手 多分より公式な言い方をする時Effectifなんだと思います。
Ballon:ボール
Arbitre:審判 スペインに行った時もほぼ同じでした。
But:ゴール
Tir:シュート
Coup d'envoi:キックオフ
Coup franc:フリーキック
Corner:コーナーキック 発音はコルネーです。
Pénalty:PK、ペナルティエリア
Première mi-temps:前半
Mi-temps:ハーフタイム
Deuxième mi-temps:後半
Gardien de but:キーパー 通常はGardienと言います。ガルディアン。
Défenseur:ディフェンダー CBはCharnière、SBはLatéralとも言います。
Milieu de terrain:ミッドフィルダー 通常はMilieuと言います。
Attaquant:フォワード 得点者や、点取り屋のことはButeurとも言ったり。
Banc:ベンチ sur le bancでベンチにいるという意味です。
Entraîneur:監督
Entraînement:練習
Temps additionnel:アディショナルタイム
Victoire:勝利 勝つはgagner
Défaite:敗北 負けるはperdre
Pied droit/gauche:右足/左足
次はサッカーの解説でよく使われる表現。英語と似たような単語であってもフランス語独特の言い回しをしたりしてると思います。
À côté de~:〜の横という意味。à côté de poteauでポストの横。シュートが外れた時とかによく聞く。
Le but inscrit par~:得点者は〜!という意味。
Le ballon récupéré par~:誰々、もしくはどっちかのチームによりボールは奪い返されたという意味。攻守が切り替わった時よく聞く。
Se passe:抜くという意味。
Sur le terrain:ピッチ上で、という意味。
Ouverture du score:スコアを開く、つまり先制点という意味。
Sortie du numéro 9, remplacé par le numéro 10:9番に替わって10番。交代の時はこの表現が多い。
~(人名)blessé:誰々は怪我しているという意味。
Supporter lyonnais/parisien/monégasque...:フランス語らしい表現。チームを形容詞の形にして表現してるのがポイント。この場合だとリヨン/パリ/モナコサポーターという意味。パリジャンはよく聞くけどその他はほとんど聞きなれない表現。他にもLilois, Niçois, Toulousain, Marseillaisなどなど…
最後にサッカー観戦時にフランス人がよく使う表現。実際これは簡単かつ単純ですかね。だってフランス人はサッカー見ながらこれしか言わないから。
Allez!:行け! これ言っときゃもう既に大丈夫感はあります。
Bien joué!:ナイスプレイ! 2番目くらいによく聞きます。
Bien fait!:よくやった! ざまあみろみたいな意味もありますが、味方に対して言う分にはWell doneってことだと思います。
Avancez!:寄せろ!上がれ! 親御さんやキーパーがよく叫んでます。
Frapper!:撃て! その選手がシュートを撃たないとこの後溜息が続きます。
Bien arbitré!:ナイスジャッジ! 反対はなんて言うのか解りませんが、ブーイングしとけばOKでしょう。
Putain!:クソ! 日常でもよく使うやつです。ピュターン。
Y a la faute!:ファールあんだろ! 大抵無い時に言います。
Hors jeu!:オフサイド!大抵無い時に言います。
Carton!:カードだろ! 大抵無い時に言います。
C'est pas fini!:まだ終わってないぞ! 大抵終わってる時に言います。
C'est fini.:終わりだ。 終わった時に言います(当然)。
ということで以上フランス語でサッカーの言葉講座でした。もちろんこんなもんじゃありませんが、全て網羅できるはずはないし、これでも割と最低限理解できるようになる気がします。特に生観戦時など、フランス人本当に7割方アレ!アレ!て言ってますから。これはガチです。何かしら間違いや付け足したいことなどあったらコメント下さい。
今回は多少なりとも有用なことを書いたので次は自分の旅か生活かなんかのことにしよう。ご贔屓よろしくお願いします。
以上失礼しました〜
最近の話
久しぶりのブログ執筆です。サボってサボって3ヶ月ほど、中々しっかりサボりました。前回のブログは2月のドルトムントでひたすら暇で半分キレた話でしたが、時は流れてもう今は5月も下旬。ヨーロッパでは既に日が9時過ぎまで伸び、夏の訪れを感じる時期になりました。
そんな僕は交換留学先でのテストなんてもうとうの昔に終え、そんなどうでもいい(どうでもいいとは言ってない)記憶は頭の片隅に追いやり再びサッカー三昧の日々を過ごしております。がしかし今日はそんなフットボールキチガイとでも呼ぶべき(サッカーを見に一昨日までパリに滞在し、昨日はもうマルセイユでまたサッカーを観戦した僕のことをフットボールキチガイと呼ばずに誰がキチガイと呼ばれようか)一面は影を潜め、南仏はニースでエメラルドブルーの文字通り輝く海を眺め心地よい風に吹かれこの時期にしてはまだ少し強い日差しに身を任せながらブログを書こうと思った所存なわけです。
日本のみんなは五月病真っ盛りで苦しんでいるかもしれませんが、このブログを読んで少しでも僕の留学生活をほぼ終え5ヶ月にも及ぶ予定のサマーバケーションを満喫している様を感じて虫酸でも走らせておいて下さいね。まぁ今回いきなりサッカーについて語るとせっかく久しぶりに書くブログなのにアクセス伸び悩みそうなので適当に僕の近況を書こうと思います(それについて書く方がアクセスこないという説もありますが)。ということでAllez-y!
近況①
まず髪型が変わりましたかね。せっかくフランスにいるのにアジア人、というか日本人と韓国人の専売特許とでも言うべき前髪重めのキノコヘアー(中国人は角刈りってイメージ。角刈りの奴がクラス仕切んなや!)でいるのが嫌だったので渡仏直後から伸ばしつつ切っていたのですが、母校の部活の遠征にOBとして参加するにあたりちょっとだらしない髪型はダメだろおい!ってことで襟足はバッサリ切り、松田翔太になりました。前髪は左右共耳にかけております。あー日本帰ったらキモがられるんだろうなぁ。案外似合ってると思うんだけどなぁ。ピューターン。せめて髭はそるので不衛生と言われないよう心がけます。あ、あと走る時にヘアバンド着けちゃったりもする。
近況②
Amon Amarthにはまりました。アモンアマースとはなんぞや?あまちゃんのアメリカ版タイトルか?とでも思ってしまった方に説明すると(あ、そいえばあまちゃんを通しで見たりもしました。3週目。ユイちゃんほんと好き)、Amon Amarthとはスウェーデン出身のデスメタル、もしくはヴァイキングメタルのバンドです。ヴァイキングメタルという名前から察せる通り、彼らが歌うテーマは北欧神話についてです。ちょうどメンバーみんなヴァイキングみたいな風貌をしているわけだ。メロディックなツインギターと猛々しいデスボイスが人気を博し、その分野では世界的なバンドとなった訳です。
なぜそんな彼らにはまったかというと、それは完全に来月パリで行われるDownload Festiavalのせいに他なりません。パリでは今年から始まるこのフェスですが、中々ラインナップは豪華です。まず1日目のトリはかのIron Maidenだし、2日目はベビメタ(ロンドン、ウェンブリーでのライブ既に行きました)やKorn, Apocalyptica、3日目はRammstein, Trivium, Megadeth, Children Of Bodomなどなど錚々たるメンツがパリに集う訳です。これに行かない手はないだろうという事で3日間のパスをたった(?)145€で手に入れた僕は、他のまだよく知らないバンドの予習を勤勉にも(実際曲知ってるのと知らないのとではライブの楽しさ全然違うよね)していたところ、そう、アモアマに出会ったのでした。まぁ元から名前は知ってたんだけど。という事で曲紹介しましょうか。
まずはこちら、雷神の薄明かり!
Thor! Odin's son
Protector of mankind
Ride to meet your fate
Your destiny awaits
って歌詞厨二感満載でかっこよすぎでしょうが。
次!神の裏切り者!
このよくわからんストーリーのPVもまたたまらん。
最後!最新アルバムJomsvikingから最初の殺害!
相手がどんどんなぎ倒されていく様子は映画のスリーハンドレッドを彷彿とさせるよね。
ラスト近況③。
最後真面目なことを書くと、前述した通り、大学で学ぶという面では留学生活が終了しました。まぁ苦労したりしなかったり色々ありましたが、少なからず成長できたと思います。なぜ控えめかというと、そこまで他の一般的な留学生のように勉強面で自分を厳しく追い込めなかったからですかね。それへの弁明は英語での留学とフランス語での留学の違い、という事を言い訳がましくするのが常なのですが。実際第二外国語程度の勉強しかしてこなかった人間がエラスムスのフラ語勉強歴7、8年とかの学生と同じレベルで学習するのは明らかに無理があります。やはり日本でそれなりのフランス語力をつけてからこっちへ来るのが一番です。まぁ自明です。特に僕のように大学2年の夏に留学を考えている人は留意すべきです。
ただ別に後悔はあるにせよ来なきゃよかったと思う事はなく、この留学生活での経験はポジティブなもので溢れています。サッカーやサッカーやサッカー、、、はもちろんの事(実際他人がどう思うかは知りませんが、というかクソ遊んでんなあいつくらいに思ってると思いますが、僕にとってサッカーは娯楽以上のものでこっちに来てサッカーをひたすら観戦して、練習にも足を運び、様々な人の話を聞き雰囲気を実感することは必ず将来の自分に役立つと思うし、それは更に日本サッカー界を成長にすら帰すると考えています)、フランスでの生活、旅行、つまり一単語にひっくるめると異文化交流ってとこですかね、これらは間違いなく留学しないと得られないものですし、更に言うと英語以外での留学なんて割合的にはそう多くの人が経験するものではないので何とかその中生き抜いた(大袈裟)自分に僕は多少自信を持ちました。
またフランスに留学して利点として僕は前々から差別化ということを考えていましたが、こっちにきて思ったのは「英語への苦手意識がなくなる」ということです、逆に。フランス語がちんぷんかんぷんでクッソ死ねよ、と思っている時に英語がふと聞こえるともはや安心するんですよね、いや確かに英語は昔から得意だったとはいえ、そこまでオーラルの自信は持っていなかったのに。こんな感じで英語ならかかってこいや!とでも言える心持ちが身につきました。実際そこまで喋れませんが。笑 要はメンタルですかね。
ということで復帰第1作、今日も長々書いてしまいました。これからは2日に一回のペースで投稿することをここに誓います(誓うとは言ってない)。てことでみなさんご贔屓あれ。最後に最近の観戦の写真。
5/7 vs AS Monaco, au Parc OL
5/21 PSG vs OM, au Stade de France, Coupe de France Final
5/15 vs Montpellier HSC, au Stade des Alpes, Coupe de France féminin Final
Bonne journée, au revoir, 以上長文失礼しました〜
ドルトムント生観戦の話
ボンジュール。否、グーテンターク。
普段とは違う環境というのは多少興奮度を上乗せしてくれるもので、普段リーグアンでヨーロッパサッカー慣れ(笑)してる僕も訳わからんドイツ語だったりクソでかいスタジアムだったり、やはり香川がいたりとテンションはOLの試合観戦時の110%くらいになりました(やっぱOLは心のクラブなのでそんな負けてない)。
ということでその興奮ドイツの寒さで冷めないうちにちょっと書いておこうと思います!ダンケ!
まずはチケット。ドルトムントの場合、ELはシーズンチケットに含まれないようで、普段の試合よりも一般流通量は多いぽいです。公式でも買えたのかも。でも僕はちょっとスタートが遅かったので、公式では結局買えず、Viagogo(大手代理店)で買いました。ここが一番安心感あるような気がします、公式で買う以外では。値段は31.20€のところを43€、更にUPSの速達で来たので送料が割とかかって計50€ほど。ちょっと高いけどELのトーナメント1回戦屈指の好ゲームと思えば痛くもかゆくも…ちょっと痛い(普段OLタダで行ってるし)。まぁでもそんなもんだと思えばそんなもん。現地引き換えのチケットだったらもっと安かったのに。ちなみにドルトムントはEチケットを採用しておりません。ウンコ。
角からの観戦でした。上の方だからそんなに良くない。
ドルトムントへの道のり。リヨンからバスで14時間ほど(パリでの乗り換え含む)でした。FlixBusで40€。まぁこれもまたそんなもんですね。FlixBusの場合リヨンのバス停はペラーシュではなくパーデュ(多分全部)なのでご注意を。
乗り心地は極めて良かった。
パリまでは5〜6時間で着。何気初めてだったので凱旋門の写真を撮って、
M給で英気を養い、
再びバスへ。ドルトムントには予定より早く6時過ぎに着きました。起きたらなんか急にバス追い出されて、え?乗り換え?着くにはまだ早くね?て思ったら着いてたの巻。まぁFlixBusはオススメです。バスの質も良いしトイレもあるし。席は自由席なんで隣の席使って横になれるし。
で予定よりちょっと早くついたわけですが、ここからが長かった。地獄かと。Parce que(最近便利で簡単なフランス語だけ英語よりも、下手したら日本語よりも先に出てくる。donc,とか mais...とか。英語しゃべりたい時まじで困る。トリリンガルの道は険し)ドルトムントは何もないから。これまじ。サッカー目当てで行く人は注意したほうが良いです。間違いなく僕のようにマックで時間を潰す羽目になります。
まず僕は着いてすぐにマックに行って休憩、腹を満たしました。Wi-Fiなんですが、3時間までしかタダで使えません。これはどのマックでも共通で3時間。ドイツ全体でそんなのかなこれ。マックのWi-FiがTmobileのものだったら多分そう。その点フランスは無制限なのでフランスの勝ち。
そんなことは知らない僕は携帯2つとiPad全部Wi-Fiに一気に繋いでしまいました。バラバラにやったら別々の端末だけど長くWi-Fi環境を享受できたのに。
それから10時頃に街へ出て散策し、何もないことを確かめ、再びマック(別のところ)へ行き昼飯。ここで上述のWi-Fi問題が発生し、1日4.95€でWi-Fiアクセスを買いました。クソが。ネットに課金して依存してるようですが、まじでこうでもしないとドルトムントでは時間を潰せない。もはや持ってきた単語帳で勉強したもん。受験生かと。ドルトムント 観光てぐぐってサッカーとビールの街!とどのサイトも言う街ってどうなん。1人でビール飲まねえよ。笑
でその次はSignal Iduna Park(ドルトムントの本拠地)まで歩いて行ってみました。大体誰もがUバーン(地下鉄)の45番線で行くと思いますが、まぁ歩いてもいけます。4kmくらいだし。気が向いたら是非。試合開始4時間くらい前だったけど、ポルト(対戦相手)サポが騒いでた。てか結構アウェー側に席の割り当てあった。ヨーロッパだとかなり隔離されるもんなのに。OLなんて3階席の1区画だけ、更にネットに覆われて隔離されてる。
からの一旦街の中心部へ戻って2度あることは3度ある、本日3度目のマックでWi-Fi環境を享受しつつ夕食。そして今度はUバーンでスタジアムへ。なお試合の日はチケットがあればタダで地下鉄や鉄道は乗れます。詳しくはググって他を参照してもらいたいですがそもそも試合の日はチケット検閲するほど多分駅員も暇じゃない。笑
そしていよいよ試合。vs FCポルト、19:00キックオフ。ELの決勝トーナメント1回戦。
いや完勝でした。ピシュチェクとロイスのゴールで2-0。ポルトがイマイチだった感はあるけど、ドルトムントの完成度が高くてかなり驚いた。実際サポ(65000人だった)もすごかったけどそれにはOLで割と慣れてるから特にアレだったけど、本当にサッカーそれ自体に圧倒されました。ロイスとかオーバメヤンとかうまいのにクソボール追うし攻守の切り替えクソ早いし。両サイドは結構ワイドに開いて、サイドバックが裏取りに行くシーンも。多分攻守両面で一人一人のポジション取りが良くて、ポルトの中盤がボールを持つや否や2、3人に囲まれてロストするシーンを何回みたことか。パスサッカーよりこっちの方が見てて断然おもろい(個人的な意見)。
ギュンドアン出てなかったけど、復帰したシャヒンの出来が素晴らしかった。香川は前半微妙かなーと思ったけど後半は決定機も何回か絡んだし、2点目起点になったし、危うく3点目のアシストしかけた(ポスト)し、交代の時チャントも歌われて安心しました。点とってくれたら良かったんだけどな〜
でバスが22:30だったため試合終了の笛を待たずスタジアムを出て、またUバーンに乗って中央駅まで戻り、バスに乗り、ミュンヘンにたどり着きました(なう)。
ということで昨日の一部始終でした。やっぱ欧州サッカーたまらんね。ミュンヘンについてもまた書きます。
以上乱文失礼しました〜〜
OLの今シーズンをここらでまとめてみようの話Part.1
ボンソワ。
2ème semestreが始まって1ヶ月ほど、早くもフランスの大学では軽いバカンスの時期です。なんか冬休みはあまりない(と言っても授業の少ない僕は1ヶ月あった)代わりに、夏休みは3,4ヶ月でまた一週間ほどの休みをちょくちょく挟んできます。結構いいシステムですねこれは。一週間あれば旅行もできるし。
ということで僕はサクッとドイツへ行ってきます。目的地はドルトムントとミュンヘン、前回の旅行はメタル(Epicaのライブ)だったので今回はサッカーということで。どんだけサッカー見んだよキモ、そんなサッカー見て何になるんだよクソインキャがって声が聞こえてきそう(被害妄想)ですけどまぁそんな次元はもう通り過ぎているのでね。いろんな人の真面目な留学生活を耳にするたび自分とのギャップを感じますが、だからなんだと。こんな不純な動機で留学するやつがいてもいいんじゃないかと。そもそもボカァフランスに来てんだ、そら英語圏行ったら授業もサクサク、勉強もサクサクできるだろうが、フランス語の時点でだいぶチャレンジなんだぜってね。後半マジレスになりましたが。
んでもうシーズンもラストに差し掛けてきている、というこの時期に今シーズンのOLをちょっとまとめとこうと思います。自分自身の軽い備忘録として、まぁ皆さんOLファン、リーグアンサポの方々(これを読む人がどれだけいるかはわからない)の復習として読んでいただけたらなぁと。あんまり面白く書けませんけど。笑
ということでon y va! allez l'OL!
まずは数字から。
第26節終了時点:11勝6分9敗 勝点39 得点38 失点28 5位
得点者:ラカゼット10 ボーヴュー5 トリッソ, フェキル4 ゲザル3...
アシスト:トリッソ5 ジャレ, ヴァルブエナ, ゲザル4 グルニエ3...
出場試合数(リーグ戦):トリッソ26 (途中出場2), ロペス25, ゴナロン23...
(CL):トリッソ、ロペス、ラカゼット6...
負けが多いです。特に11/20のニース戦〜1/30のバスティア戦の10試合で1勝2分7敗と悲惨な結果に。ここで順位を2位から11位まで落としました。しかし2016年に入ってからの成績は勝点13の4位と復調。特にホームでは新スタジアム、Stade des Lumièresへ本拠地を移動した後3勝1分、12得点3失点と好調。まぁ実際今季ホームでは7勝3分3敗と2位の結果を残しているんですが。
次に生観戦した試合の感想をサクサクと。
試合ごとにデータを集めていたら時間かかりすぎて死ぬので記憶の範囲で書いていきます。
9/12, リーグ第5節リール戦, 0-0。ジェルラン初観戦でした。ベンジア(今夏リールに放出していた)が早くもジェルランに帰還。エニェアマが当たっていました。中々強い雨の中互いに決定打を欠いた印象。この前の試合でハットトリックしていたフェキルが代表戦で負傷、長期離脱を余儀なくされた影響を早くも感じました。ラカゼットはこの時代表選出外。
9/29, CL第1節, ヴァレンシア戦, 0-1。人生初のCL観戦ということでかなりテンションは上がっていたのに、終始不甲斐ない戦いで敗戦。失点はやや不運なものだった(気がする)が。この時ヴァレンシアもOLも泥沼の戦いを余儀なくされるなんてつゆ知らず。ラカゼットとボーヴューの相性の悪さが浮き彫りになり、サポも疑問を持ち始めた頃。ちなみにこの前のホームの試合、バスティア戦は風邪を引いていて行けませんでした。カルルの初ゴールもあり2-0で勝利した試合。
10/3, リーグ第9節, ランス戦, 1-0。この日も雨だった。リーグ戦の前の試合ボルドー戦でCLを見越したメンバー起用で無残な敗北(1-3)を喫し、またCLも負けということで立ち直りが期待された一戦。ラカゼットがPKを外すも、前半終了間際に放ったミドルシュートが相手に当たり汚名返上の決勝点で勝利。内容は決して良くはなかったような。この日のtifoはオラスをフィーチャーしていた(Tu as vu un jeune entrepreneur devenir un grand president)。
10/23, リーグ第11節, トゥールーズ戦, 3-0。CLゼニト戦で完敗、決勝トーナメント進出がかなり厳しくなり、おや?となってきた頃。しかしこの試合ではその不安を一掃、ダルデルとヴァルブエナの移籍後初ゴール、コルネのプロ初ゴールでトゥールーズを一蹴。と言っても相手の守備は酷かった。この試合ではゴナロンはCBをそつなくこなしていて、それがCB(特にウムティティ)不在時のオプションになった。守備崩壊の原因の1つ。
11/4, CL第4節, ゼニト戦, 0-2。CLの後半戦はスコアも内容も完敗といいとこ無し。2位の可能性がほぼ絶たれた試合。前節フッキとジュバにやられていたのに、今回も同じような形でやられるという失態。フルニエの手腕に少し疑問符がつき始めたが、それよりこの試合で露呈されたのは夏に1000万€をかけ獲得したヤンガエムビワの対人の弱さ。確かにジュバは強かった(フッキは論外。ゴナロンすら歯が立たなかった)が、それを考慮してもひどいパフォーマンスだった。この試合まではまだ無難にこなしていた印象が、これでサポの信頼、自らの自信も一気に失った様子。これから数ヶ月に渡りホームでブーイングの嵐にさらされることになるとは... ゴナロンのところ(CBの前)でフィルターがかからず、DF陣が耐えきれないパターン。しかしサポーターはすでにLes Verts! Les Verts! On t'encule!とCLを捨てダービーに照準を合わせている様子だった。これにはちょっと納得いかなかった。
11/8, リーグ第13節, サンテティエンヌ戦, 3-0。この試合は改心の出来。ジェルラン最後のダービーということでユニフォームに特別にワッペンがついたりとクラブ総出でガチで勝ちにいった(当然だが)姿勢が実った。今季ほぼ常に不安定だった守備もこの日は盤石、これといった決定機は作らせず。そして何と言ってもラカゼットのトリプレ。これはもう人生で一番興奮したかもしれない。今シーズン不調のエースが大一番でこの結果を出すという漫画のごとき筋書き。完勝でした。ここから急激に調子を落とすわけですがね。ウムティティの負傷が地獄の始まり。
11/24, CL第5節, ゲント戦, 1-2。まじで人生で一番腹が立った試合。フェリのゴールで幸先良く先制したけど、グダグダしてるうちにマプのファールからのFK直接決められて追いつかれて、ラストプレーのCKでこれまたマプがマークを外して失点。GL突破のためには勝ちが必須で、もうロスタイムの時点でほぼ諦めてたから半分帰りかけて立ちながら見てたけど、でもそれで帰らないってことはやっぱ少し希望を持ってるってことじゃん、その中での失点。胸糞悪かった。
11/27, リーグ第15節, モンペリエ戦, 2-4。この試合はもう呆れた。ゴナロンのCB起用、トリッソのアンカー起用の限界が見えた。まぁゴナロンのオウンゴールは仕方ないとしても、90分通して常に不安定で4失点。ラファエウのミスから2点目を取られた時点で勝負は決まった。この日からジェルランはブーイングの嵐に。特にマプとボーヴューの選手紹介の時なんてひどいもん。ミスするたびブーイングだし。尚ダービーでサポーターが投げ入れた発煙筒で警備員が怪我をした為北側ゴール裏は閉鎖に。最後にゲザルが直接FKを決めて、今の覚醒の片鱗を見せる。グルニエ復帰も見せ場はなし。
12/5, リーグ第17節, アンジェ戦, 0-2。リーグ戦ジェルランラストゲームは再び恥晒しの場に。前節ナント戦はメンバーを落とし0-0と久しぶりの勝ち点を拾ったが、ジェルランで最後に勝利を掴むという気概は全く感じられず。もちろん今季躍進のアンジェの守備の固さはあったが、攻撃陣は全く見せ場を作れず、逆にセットプレーからエンドゥイエが2発。試合終了後記念に花火が打ち上げられたり、レジェンドがグラウンドに降りてきたりしたけど、もうなんか後味が悪すぎて見てられなかった。
12/16, Coupe de France, トゥール戦, 2-1。本当にジェルラン最後の試合。なんとか勝ちを掴んだもののこれまた酷いゲームだった。この時期からモレルをCBで起用するようになり、サイドバックじゃなくてこっちが本職じゃないかってレベルのプレーを見せCL最終節のヴァレンシア戦の勝利に貢献(なおその試合でラカゼット負傷)していて、この試合の前半でも同様の形を取っていたが、後半から自信回復の為かマプを投入。これで夢にまで見たマプ×バコのお笑いCBコンビが誕生、格下相手に見事失点。予想通りすぎてもう。マプはホームだとブーイングでメンタルやられてミスが重なる(高校生か)。多分アウェーのがパフォーマンス良い。バコは出場機会をほぼ得られていなくて、ディフェンスが不安定だった初めの頃待望論を出ていたが、いざ使ってみるとビルドアップの下手さはマプ以上、対人も弱い、スピードもないと能力不足が顕著に。だからローズを使えとあれほど…(予想だけど、ローズはトリッソと喧嘩をして一時期チームを外されてて、復帰はしたものの生え抜きのトリッソとの確執やメディアにチーム内部のことを話したことからチーム内での立場を失ったのかも)。最後にボーヴューが点を取ってなんとか勝利。この試合ボーヴューはドゥブレでチームを救うもサポからはブーイングばかり。そら移籍したくなるわな。
非常に長くなってしまったのでとりあえず2016年に入る前に一区切り。次は最近4試合と今シーズンここまでのまとめ、更に下部組織と女子のことを少し書こうと思います。
ところで今ドルトムントなんですが見るものが無さすぎて困っています。ググってもサッカーとビールの街!ってどういうことだよ。ガチでなんでこんな田舎に香川いるんだよ。何時間マックで暇つぶしさせるんだよ。ポルトサポマックにいるし。まあ楽しんできます。このこともブログでいずれ。
以上乱文失礼しました〜〜